医療法人社団 愛友会
ケアセンター習志野
( 介護老人保健施設 )
介護施設の規模によって、職場の雰囲気は変わってきます。在宅復帰支援はもちろん、認知症対応、看取りケアなど、多くの経験を積みたい方には大規模な施設がおすすめです。AMG(上尾中央医科グループ)の「ケアセンター習志野」は、入所定員200名、通所定員1日100名の地域最大級の規模を誇る老健。職種を超えたチームワークが自慢で、スタッフ同士の絆がとても強いんだとか。さっそく見学に行って、働く魅力を見つけてきます。
- 形 態
- 介護老人保健施設
- 所在地
- 千葉県習志野市/新習志野駅
- 定 員
- 入所200名(認知症専門棟49名) 通所100名
玄関
「ケアセンター習志野」へのアクセスは、「新習志野駅」から徒歩約10分。敷地内には緑が多く、玄関前には施設のシンボルである「ヤシの木」が存在感を放っています。玄関で迎えてくれたのは、一般棟フロアで働く介護福祉士さん。「ようこそ!大規模な老健なので敷地面積も広く、屋外リハビリのための歩行訓練コースや、季節の野菜を育てる畑などもあるんです。今日はたっぷり自慢の職場を紹介させてくださいね」。
併設の訪問看護ステーション
施設内には、関連施設の訪問看護ステーションが併設されていました。「退所後も切れ目ないケアを提供するために、施設内に訪問看護ステーションと居宅介護支援事業所を併設し、必要に応じて老健の職員と連携しています。当施設では、AMGのネットワークを活かして、医療依存度が高い方も積極的に受け入れているため、一番近くの『津田沼中央総合病院』を協力病院として提携し、利用者様の入院治療なども依頼しているんです」。
通所リハビリ
つづいて、広いスペースが確保された通所リハビリへ。活気があって賑やかな雰囲気ですね。「そうなんです。当施設を退所された方もこちらでリハビリの継続を希望される方が多いため、毎日ほぼ100名の定員に近い利用があります。地域密着型の老健として、利用者様との長いお付き合いを大切にしていて、継続的な支援ができるように入所と通所のスタッフの情報共有もしっかり行っています」。それは素晴らしい!
通所リハビリ
通所リハビリの一角に、リハビリスタッフの皆さんが集まってくれました。介護施設にしては大人数ですね。「リハビリテーション科には、PT・OT・ST合わせて約25名が在籍し(2022年3月)、入所中から在宅復帰後のサポートまで、多様なリハビリニーズに応えています」と、皆さん。手厚いリハビリ体制を活かして、常に高い在宅復帰率をキープし、老健として最高ランクの「超強化型」の加算を算定しているそうです。
入居フロア
つづいて、伊藤介護看護部長にお会いしました。介護部門にはどんなスタッフが活躍していますか?「介護職の年齢層は20代~70代と幅広く、新人・中堅・ベテラン層がバランス良く在籍しています。教育サポートが整っているので、新卒者や介護の仕事に初めて挑戦する社会人の方の入職も多く、その後も長く定着しながらスキルアップしています」と、介護看護部長。新卒1年目の退職者は、毎年ゼロを更新し続けているそうです。
職員専用フロア
職員専用フロアで「ハラスメント意見箱」を紹介していただきました。「多様な人材の活躍を推進するため、2021年度からハラスメントの予防・対策を強化し、スタッフの声を集める意見箱を設置しています。当施設には、妊娠・出産・子育てなどのライフイベントを経て働くスタッフも多いので、意見箱は介護看護部長がタイムリーに管理し、誰も傷つかなくて済むような解決策を目指して調整しています」。
浴室
お次は浴室で、庶務スタッフさんを紹介していただきました。どんな役割を担う職種なんですか?「介護職が利用者様のケアに専念できるように、リネン交換や清掃などの環境整備を担っています。利用者様の中には、医療依存度の高い方、認知症が重度な方、看取りを希望される方もいらっしゃるため、介護職はしっかりと向き合える時間が必要なんです」。庶務スタッフは、各フロアに3名ずつ配置しているんだとか。
スタッフステーション
スタッフステーションを覗くと、週に1度のケアプラン会議が開催されていました。「入所フロアは、3つの一般棟フロアと、認知症専門棟フロアに分かれていて、介護スタッフはもちろん、ケアマネージャー、看護師、リハビリスタッフも、フロア担当制にしています。ケアプラン会議では、多職種で構成されたフロアメンバーが集まり、それぞれの視点から意見を出し合って、支援計画を見直しているんですよ」。
入所フロア
つづいて、子育て中のスタッフさん達を紹介していただきました。子育てとの両立は順調ですか?「はい。休暇制度が充実していて、シフトの希望も通りやすいので、子どもとの時間も大切にできています。子育てサポートが整った職場なので、産休・育休後の復帰率はほぼ100%で、常に10名前後のスタッフが産休・育休を取得しているんですよ」と、皆さん。最近では、男性スタッフの育休取得実績も増えているとのこと。
入所フロア
新人さんへの教育体制はどうですか?「入職後は、新卒者も中途入職者も全フロアのローテーション後に配属先の希望が出せるため、興味のある介護に取り組める環境があります。部署配属は、こんなふうにプリセプターの先輩による1対1のOJTを行っていますし、施設内研修も毎月あり、AMGの本部研修や外部研修にも積極的な参加を促しているんですよ」。資格取得も推進し、介護職の8割以上が介護福祉士資格を有しているとのこと。
入所フロア
最後は、多職種の皆さんが集まってくれました。大規模な施設で働く魅力を教えてください。「職員配置が手厚いので、残業がほとんど発生せず、シフトの希望が通りやすいのが大きな魅力です。また、利用定員が多いため、要介護度が軽度な方から重度な方まで幅広い利用者様と関わる中で、専門職としてのスキルアップを目指すことができています」と、皆さん。働きやすさもやりがいも整った職場なんですね。今日はありがとうございました。
帰り道
――お疲れさまでした。チームワークが自慢の大規模な老健、いかがでしたか?
- 大規模なだけでなく、多機能なサービス体制を築き、在宅復帰支援・通所リハビリ・認知症ケア・看取りケアなど、幅広い介護経験を積むことができる環境が整っていました。スタッフ数も多いので、どのフロアも賑やかで活気があり、スタッフの皆さんの明るい声や笑顔が飛び交っていました。
――見学をしていて、印象に残った取り組みはありますか?
- 仲間に感謝を伝え合う「いいねカード」は、人間関係をより円満にし、たくさんの良い影響をもたらしていました。新人さんが先輩の対応を見習えたり、誰かに褒められたことでモチベーションが上がったり、スタッフ一人ひとりが良い対応を意識することで、入所者様の満足にも繋がっていましたよ。
――では、ここはちょっと、という点は?
- 働きやすく、職員定着率が高いため、介護看護部長としては「新しい風を吹き込む積極的な職員」を増やしていきたいそうです。特に、施設の将来を担う次世代リーダーの育成のために、中堅スタッフを大歓迎しているんだとか。
――最後に、ここだけの話をひとつお願いします
- 子育てサポートの「時短勤務」は3パターンあり、「保育園のお迎えに間に合う勤務時間で働きたい」というママさんの声から誕生したんだとか。9:00~16:00、9:00~17:00、8:30~16:30から、ライフスタイルに合わせた時間帯を選ぶことができるそうです。
職種を超えてチームワークが抜群の大規模な老健で働きたい方
未経験から、さまざまな介護スキルを身に付けていきたい方